ダンスビートを覚える
ボーカロイド楽曲や打ち込み系の楽曲などで頻繁に使われるビートの種類に「ダンスビート」というものがあります。
※「ダンスビート」は「ユーロビート」と呼ばれたりもします。
「ダンスビート」というビートパターンでは、四分の四拍子でハイハットを裏打ちしつつ、バスドラムを拍の頭で叩き続けます。
そうすると、「ドン・チ・ドン・チ」というようなビートになります。
ハイハットを裏拍で叩くことで、少し後ろに引っ張られるような感覚になり、
その引っ張られた感覚によって、逆に前に進もうとする感覚が生じます。
ですので、ダンスビートを叩くと、前のめりのようなビートに感じます。
EDMなどの楽曲でもダンスビートが使われる
EDMなどの楽曲でもダンスビートが頻繁に使われます。
EDMでは、楽器数が少なく、効果音が多く使用する楽曲が多いので、
ダンスビートを使うと、程よくノリが生まれて心地よいバランスになります。
ですので、EDM系の楽曲を作りたい時には、とりあえず、ダンスビートをメインにして、ところどころに8ビートや16ビート、または4ビートを取り入れるといった感じでドラムパートを作成していくと良いでしょう。